2011年5月28日土曜日

SafariのRSS FeedをOPMLに書き出してGoogle Readerにインポートする方法

手順

Thomas Tempelmann | Importing Safari's RSS feeds into Google Reader (OPML export) のDownloadからSafariFeedToOPML_1.0.2.zipをダウンロードしてきて解凍する。

  1. 自分のディスク上に新しいフォルダを作る(たとえばデスクトップ上、名前は好きにどうぞ)。このフォルダがブックマークを一時的に書き出す場所。
  2. お望みのRSSブックマークをSafariから書き出す。メニューバーの「ブックマーク」「すべてのブックマークを表示」で開いたパネルの左側に「すべてのRSS配信」があるので、好きなFeedを選んで(Command + Aで全選択)1.で作ったフォルダにDrag and Dropする。
  3. Safari Feed to OPML.appを起動して、1.のフォルダの中のファイルを全部をアプリケーションのウインドウにDropする。もしくはフォルダをDropする。アプリケーションは全てのRSSブックマークをウインドウの中にリストする。
  4. 最後に「Write OPML...」ボタンを押す。で、ファイル保存先を選ぶ。デスクトップを使うといいんじゃないかな。
  5. OPMLファイルができたので、1.でつくったフォルダは削除してもいい。
  6. このOPMLファイルをGoogle Reader(リーダー設定のインポート/エクスポートタブ)でインポートできる。

経緯

SafariのRSS購読機能を使っていたんだけど、iPhoneのSafariでは「すべてのRSSの表示」ができなくて不便だったので、Bylineというアプリを使うことにしました。このアプリはGoogle Readerに登録してあるRSSフィードをいい感じに一覧表示してくれるうえにオフライン閲覧機能があるので、電波がいまいちなSoftbank iPhoneではうれしい感じなのです。が、しかし、Safariに登録されているRSSフィードをGoogle Readerに移行するのが面倒です。Google ReaderはOPMLというファイルを通じてエクスポート/インポート可能なのですが、SafariはOPMLのエクスポートをサポートしていません。で、Google Readerのヘルプを見てみるとSafariのRSSフィードをエクスポートするシェルスクリプトもしくはAutomatorアプリがあるらしい、というので早速使ってみるが、書き出されたOPMLファイルの中身は空で書き出しに失敗してしまっています。もしかしたら英語環境に依存したパスでも書いてあるのかな、と確認したところ、「~/Library/Syndication/Database3」というファイルからデータを取り出しているのですが、Safari 5ではディレクトリ構成&データの格納方法が変わってしまっているため、もう使えない方法でした。うーん、困ったな解決方法ないかなと思いながらコメントを読んでいたら「おれ簡単な方法のアプリつくったでよ」という人がおりました。ありがたいことです。んで、さっそくその方法で試したらうまくいったんですが、英語なんで、手順をポンチ訳して載せときます。というのが経緯。

2011年5月24日火曜日

メソッドと関数の違いとthisは何を指しているか(JavaScriptの場合)

日頃、メソッドのことを関数と呼んでしまったり、関数をメソッドと呼んでしまったり混同していたりするわけですが、インスタンスの内部にあるのがメソッドです。

var objA = {};
objA.method = function(){
    console.log("method");
}
objA.method(); // これはメソッドの呼び出し

function func(){
    console.log("function");
}
func(); // これは関数の呼び出し

メソッドと関数の大きな違いの一つに「this」でインスタンスを参照できる点があります。メソッド内で「this」はインスタンスを指しています。では、関数内の「this」は何を指しているかというとグローバルオブジェクト(JavaScriptの場合)です。

ここまではよいのですが、メソッド内で関数が宣言されている場合にメソッド内で、その関数を呼び出した場合の関数内で「this」は何を指しているのでしょうか? 答えはグローバルオブジェクトです。

var hoge = "global";

var objB = {};
objB.hoge = "property";
objB.method = function(){
    var hoge = "local";
    function nestedFunction(){
        console.log("a:" + this.hoge); // グローバルのhogeを指している
    }
    console.log("b:" + hoge);  // この関数内のhogeを指している
    console.log("c:" + this.hoge); // インスタンス(つまりobjB)のhogeプロパティを指している
}

objC.method();
実行結果
a:global
b:local
c:property

2011年5月23日月曜日

やる夫で学ぶTDD epub版

twiiter id @oota_ken さんが書いた「やる夫で学ぶTDD」をepub化しました。@oota_ken さんの配布許可をご好意でいただけましたので、配布しちゃいます。


おいてある場所

YaruoDeTDD.epub

以下、iPadでのスクリーンショット

2011年5月16日月曜日

tvmobiliのuninstall方法

お試しでinstallしたのだけど、uninstall方法を調べた。tvmobiliはLaunchAgentsとLaunchDaemonsを追加するので単純にアプリケーションを削除するだけではきれいになりません。

環境

  • Snow Leopard

手順

Applications/TVMOBiLi.app/Contents/MacOS/uninstall をterminalで実行するだけ。

JavaScriptでcallbackに引数を与えたい。

やりたいこと

JavaScriptのcallbackに引数を使いたい。

方法

callbackのmethodが関数オブジェクトを返すようにする。


説明

たとえばjQueryで以下のようなコードを書いてもうまくいきません。

    var callbackMethod1 = function(target){
        target.slideDown(1000);
    }

    $("#div0").slideUp(1000, callbackMethod1($("#div0")));

しかし、以下は動作します。

    var callbackMethod2 = function(){
            $("#div1").slideDown(1000);
    }

    $("#div1").slideUp(1000, callbackMethod2);

callbackMethod1のslideDownをfadeOutに変更して実行してみると、slideUpと同時にfadeOutしているのが確認できます。つまり、slideUpの動作が完了してからcallbackMethod1が呼ばれているのではなく、ほぼ同時に動作してしまっています。つまり、引数つきのcallbackをslideUpに渡す時点で、callbackMethod1を実行しまっているということです。

callbackMethod2はcallbackMethod2の参照を渡しているので、callbackをslideUpに渡す時点では実行されず、動作完了後にslideUpがcallbackMethod2を実行します。

引数を取るメソッドが関数オブジェクトを返すようにすることで意図通り動作させることができます。

    var callbackMethod3 = function(target){
        return function(){
            target.slideDown(1000);
        }
    }

    $("#div2").slideUp(1000, callbackMethod3($("#div2")));

callbackでの処理がその箇所でしか使用しない場合は単に以下のように無名関数で書くとよいでしょう。

    $("#div3").slideUp(1000, function(){
        $("#div3").slideDown(1000);
    });

2011年5月6日金曜日

Effective JavaScriptをepubにしてみた。

Effective JavaScriptをPDFにしました - renoivのブログを見て、これはいいなぁと思ったので、epubにしてみた。もともと書いた方はexealさんなので、メタ情報のauthorをexealさんにしてあります。


おいてある場所

Effective JavaScript epub ver

以下、iPadとiPhoneのiBooksでのスクリーンショット



OmegaTでstardict形式の辞書が読み込めないのはjdk1.6のバグです

twitterでつぶやいてたら@brandeluneさんが「ログ見た?」と質問してくれたおかげで問題が解決しました。そもそもOmegaT自体がJRE同梱版を利用することを推奨してたのを見落としていたのですが、同梱版を利用する以外の解決方法です。


どういう問題?

.dict, .idx, .ifoの3ファイルをdictionaryディレクトリに格納しても、OmegaTが辞書を読み込んでくれない。


判断基準は?

ターミナルでコマンドラインから起動するとログがターミナル上に流れます。OmegaTのプロジェクトを開いた際に以下のエラーが発生していればこの問題だと思われます。

Error load dictionary from '★OmegaTのプロジェクトファイルのpath★/dictionary/辞書ファイルの名称.ifo': invalid literal/length code

回避方法

jdk1.5もしくはjdk1.7で実行する。Java Preferencesで使用するjdkのバージョンを変更するかフルパスで指定して実行

/System/Library/Frameworks/JavaVM.framework/Versions/1.5.0/Home/bin/java -jar /Applications/OmegaT.app/Contents/Resources/Java/OmegaT.jar

なぜ?

jdk1.6.0_24のバグです。http://bugs.sun.com/bugdatabase/view_bug.do?bug_id=7028902を参照


環境

  • Mac OS X Snow Leopard
  • jdk1.6.0_24

参考

SnowLopardにjdk1.5をインストールする方法
http://wiki.oneswarm.org/index.php/OS_X_10.6_Snow_Leopard
ターミナルからOmegaTを実行する方法(pathは各自読み替えて)
java -jar /Applications/OmegaT.app/Contents/Resources/Java/OmegaT.jar

2011年5月3日火曜日

NetBeansを-Dfile.encoding=UTF-8で利用している場合にFindBugsの警告が文字化けしちゃうのを直す

やりたいこと

NetBeansでFindBugsの警告が文字化けするのを直したい。


なぜ?

読めん。


環境

  • Mac OS X Snow Leopard
  • NetBeans 7.0

原因

どうやら日本語メッセージがSJISで保存されている


方法

  1. /Applications/NetBeans/NetBeans 7.0.app/Contents/Resources/NetBeans/sqe1/modules/extにfindbugs.jarが入っているので、デスクトップにコピー
  2. jar xvf findbugs.jarとかやって解凍
  3. messages_ja.xmlの文字エンコードをSJISからUTF-8に変換
  4. jar cvf findbugs.jar .とかやって圧縮
  5. 元あった場所に戻す